秋田県地域生活定着支援センター

これまで、罪を犯した高齢者や障害者で福祉の支援が必要な人がいても、福祉に繋げていく十分な仕組みがなかったため、矯正施設で罪を償ったにも拘わらず必要な支援が受けられずに短期間で再犯を繰り返して矯正施設に戻らざるを得ないという悪循環に陥る実態がありました。

そこで、このように罪を犯した行く宛のない高齢者や障害者を支える機関として各都道府県単位で地域生活定着支援センターが設置されることになり、社会福祉法人晃和会も秋田県から委託を受けて平成22年4月1日から業務を開始しております。

地域生活定着支援センターは、保護観察所、福祉事務所等法務、福祉の関係機関と協働して、自立した生活が困難な罪を犯した高齢者や障害者に対して、矯正施設退所後直ちに福祉サービスが受けられ、地域で安心して過ごせるよう「司法と福祉の架け橋」となって支援していきます。

地域生活定着支援センターは、次に掲げる業務を行います。

コーディネート業務

保護観察所からの依頼に基づき、矯正施設入所者等を対象として、福祉サービス等に係るニーズの内容の確認等を行い、受入れ先施設等のあっせん又は福祉サービス等に係る申請支援等を行います。

フォローアップ業務

上記のあっせんにより、矯正施設から退所した後、社会福祉施設等を利用している方に関して、本人を受け入れた施設等に対して必要な助言を行います。

被疑者等支援業務(令和3年度開始)

保護観察所からの依頼に基づき、刑事収容施設に身体を拘束されている被疑者等を対象として福祉サービス等に係るニーズの内容の確認等を行い、福祉サービス等の利用調整及び釈放後必要な援助等を継続的に行います。

相談支援業務

高齢又は障害のある犯罪をした方等のうちセンターが福祉的な支援を必要とすると認める方の福祉サービス等の利用に関して、本人又はその関係者からの相談に応じて、助言その他必要な支援を行います。

その他

上記の業務を円滑かつ効果的に実施するために必要な業務を行います。

秋田県地域生活定着支援センターからのお知らせ

秋田県地域生活定着支援センターからのお知らせ

秋田県地域生活定着支援センター リーフレット

全国地域生活定着支援センター協議会「ハシビロコウ通信」

全国地域生活定着支援センター協議会「ハシビロコウ通信」

秋田県再犯防止相談支援窓口