理事長あいさつ

社会福祉法人晃和会は、社会への還元、貢献を願い、そして将来の超高齢化社会を見据え、昭和53年2月に設立、昭和53年4月秋田市で特別養護老人ホーム大平荘を開設致しました。その後、ショートスティやデイサービス、訪問介護などの在宅事業を開始、地域の基幹である地域包括支援センターも平成19年秋田市から受託、地域の高齢者複合施設として、幅広く事業展開し、今日に至っております。

平成12年4月1日からスタートした「介護保険制度」は、平成24年4月に4回目の報酬改定が実施され、全体で1.2%の増額改定となりました。しかし、介護職員処遇改善交付金の報酬組入れを考えると実質マイナスとなる厳しい内容となりました。 このような中で当法人は、下記の4つを柱に事業の推進を図ることになりました。

  • (1)利用者ニーズに応える高品質介護サービスの提供
  • (2)法人の持つサービス機能の再編も含めた中期展望の構築
  • (3)安定的に質の高い介護を確保する人材育成の一層の充実
  • (4)地域住民の介護ニーズに応える相談、支援機能の強化

特に介護人材の継続性の確保は、柱とした事項の推進を担保する重要な視点と位置付け強化していく考えでおります。

平成24年3月の理事会において前理事長の勇退に伴い、理事長と施設長を兼務することになりました。
これを契機に、基本理念に揚げた(1)共感と協働 (2)安心と信頼 (3)優しさと人間味豊かなケアの実現に向け一層、役職員一体となって進んでいく所存ですので皆様の変わらないご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

社会福祉法人晃和会 理事長 伊 藤 二 雄